胆石症や結石の種類などについて


胆石症の種類・成因・誘因

胆石症には次の3つの種類があります。

1番目は胆嚢胆石(胆石と略されることが多い)で胆嚢にできます。

2番目は胆管結石で胆汁の通り道の管にできます。

3番目は肝内結石で肝臓の細い胆管にできます。

胆石の場合は、激しい痛みの発作があり<急性胆管炎>を合併するリスクがあります。

すぐに手術が必要です。

海外赴任の場合に問題視されるのは「肝内結石」や「胆石」です。

肝内結石は痛みも起きないですから問題にはならないでしょう。

しかし胆石は問題点が多いです。

激痛を伴う胆石ならば手術を余儀なくされます。

手術後に海外赴任することになるでしょう。

だから海外赴任者の大部分は胆石があっても無症状胆石なのです。

胆石ができやすい条件・成因は次のような点です。

・胆汁の成分が変わること
・胆汁がうっ滞しやすい状態になっていること
・胆汁が流れる部分に炎症があること

胆石の誘因は次のようなことで女性に多くみられます。

・過食(特に脂肪分の過剰摂取)
・肥満
・出産が多いこと
・座って仕事をすることが多い
・帯やコルセットの着用によって胆汁の流れをうっ滞させてしまう
・運動不足

最近ではコレステロール系の胆石が増えています。

その原因になっているのは欧米風の食生活になってきていることです。

・食物繊維の摂取が減少
・脂肪摂取の増加
これらが主な原因になっています。

 

胆石の症状について

 

前述したように海外赴任する人は無症状胆石が大部分です。

しかし一部の人は数年すると症状が出てくる場合もあります。

食べたあとに胆嚢が収縮するのですが、そのときに胆嚢の出口付近に胆石がはさまり激痛になります。

たくさんの食事をした場合や脂肪の多い食事を摂取した場合の1時間後に腹部やみぞおちに激痛が走ります。

一般的には夕食は朝食や昼食と比較すると多く摂取します。

寝る前に傷み出すことも多いです。


結石の種類を学びましょう!

 

結石にはいくつかの種類があります。

今回は主な結石の種類・5種類をピックアップして解説します。

1番目は<蓚酸(しゅうさん)カルシウム結石>です。

最も発症頻度が高い石です。

かつてはカルシウムを多く摂取しないことが一般的でした。

最近は逆にカルシウムを多く摂取することを推奨されています。

それは尿に含まれるカルシウムとシュウ酸が石をつくるからです。

尿のシュウ酸濃度の方が重要であることが判明してきました。

「ビール」「紅茶」「コーヒー」「くるみ」「ほうれん草」に豊富に含まれるのがシュウ酸です。

摂取されたシュウ酸は腸内で吸収されます。

同時にカルシウムを摂取することで腸内で不溶性のシュウ酸カルシウムとなります。

吸収が減る事で尿への排泄が少なくなるというメカニズムです。

脂肪の摂取制限も大切なポイントです。

腸内で吸収されなく残った脂肪酸がカルシウムを結合してしまうからです。

シュウ酸と結合するカルシウムが少なくなりシュウ酸の吸収が増えてしまいます。

整理しておくと、シュウ酸を豊富に含む食材を摂取する場合にはカルシウムを含む食材を充分のとることです。

脂っこい食べ物をできるだけ避けて、尿の中のシュウ酸濃度を少なくすれば結石症の再発は防げます。

尿に含まれる尿酸血症がシュウ酸カルシウムの結石の核となることも指摘されています。

尿中尿酸排出量を減らすことも意識して欲しいです。

2番目は<燐酸(りんさん)カルシウム結石>です。

この結石はアルカリ尿でできやすい特徴があります。

だから尿中に含まれるカルシウム濃度を減らすように指示されます。

けれどもシュウ酸カルシウム結石との混合が多いので、単純な話でなないです。

患者様の尿中カルシウム量が多くなる疾患が原因で尿路結石症を発症していると診断される場合は、その治療を受けます。

けれども実際は基礎疾患が見つめられないケースが多いです。

再発を予防するには水分を多めに摂取することを心掛けましょう。

3番目は<燐酸(りんさん)マグネシウムアンモニウム結石>です。

この結石は尿素分解酵素を作り出す細菌による尿路感染症に合併してできます。

問題になるのは「緑膿菌」や「変形菌」など慢性感染症を発症させるウイルスです。

こういったケースでは慢性尿路感染症の治療が大切になります。

4番目は<尿酸結石>です。

尿酸結石の発症頻度は結石症全体の5%から10%程度になります。

豊かな食生活によって高尿酸血症を発症します。

そうすると尿中の尿酸濃度が濃くなるので尿酸結石を起こしやすくなります。

プリン体を含む動物性たんぱく質を摂取しすぎないことが食事療法として推奨されています。

近頃は「痛風」や「高尿酸血症」を発症する人が増えています。

こういった疾病で薬を服用する場合は注意が必要ですから医師の指導に従ってください。

この場合に処方される薬は2種類です。

1つは「尿酸の合成を押さえる薬」で、もうひとつは「尿中への尿酸の排泄を増やし血液中の尿酸値を下げる薬」です。

「尿中への尿酸の排泄を増やし血液中の尿酸値を下げる薬」は尿酸結石の人は再発を起こしやすいから避けるべきでしょう。

水分を多く摂取すること以外には、「尿をアルカリにする薬」を処方して併用するケースもあります。

5番目は<シスチン結石>です。

結石全体の1%から2%で見られる結石で遺伝性のシスチンの代謝異常で家族内で発生します。

「結石の溶解療法」「尿のアルカリ化」「水利尿」が行われます。

更新情報

2014/09/18
海外の生活での注意事項の情報を更新しました。
2014/09/18
胆石症の食事療法や3つの内科的治療法の情報を更新しました。
2014/09/18
尿路結石症の治療方法と再発予防策を新規投稿しました。
2014/09/18
腎・尿管結石症に関して知っておきたい知識の情報を更新しました。
2014/09/18
胆石症や結石の種類などについての情報を更新しました。
△PAGE TOP